経営課題のディスカッションによる人材紹介サービスを活用した課題解決
および取締役退任に伴う人材の補填
2023/09/20
顧客概要
- 広域に拠点があるインフラ系設計事務所T社
顧客課題
- プロパー社員を将来の責任者として育成したいという社長の意向があるが、現在はスキルや経験が足りている社員がいない
- 会社経営の根幹を担っている取締役兼総務部長が退職予定となり、適切な後任選定が必要となった
- 退職予定である取締役兼総務部長が担っている業務が多岐に渡っており、業務の棚卸が出来ていない
- 中途採用に関するノウハウが少なく、採用スケジュールやどのような人材を採用すべきか、採用する方に課せられるミッションは何なのかなど、求人内容や採用計画が具体化できていない
成果・結果
- ディスカッションを重ねることで、経営幹部層の人員リソース不足や後任育成が課題点である事を明確化
- 今回退職予定である取締役兼総務部長へのヒアリングを重ね、業務の棚卸を実施。採用する方に必要なスキルやミッションを明確化
- 取締役兼総務部長の退職から後任採用までのスケジュールを逆算し、採用計画を策定
- ヒアリング内容をべースに求人票を作成し、コンサルタントにてスカウティングを行い、面談にて詳細な業務内容やミッション、T社の魅力点などを求職者の皆様へご説明する事で応募獲得
- 複数名の求職者に対して面談し、本求人のミッションやT社の今後の経営ビジョンに共感し課題解決できる人材を推薦
- 退職する取締役の後任として1名の採用支援
取り組んだこと(フェーズ1)【1ヵ月】
- 経営課題についてのディスカッションを行い課題点や人材採用ニーズの洗い出しを実施(複数回)
- T社の採用ニーズが弊社人材紹介サービスにマッチする事を確認し、人材紹介サービスのご契約を締結
- 求人内容のヒアリング及び、今回退職予定である取締役兼総務部長の業務棚卸し及び整理
- 取締役兼総務部長の退職から後任のご採用までを逆算し、スケジュールを策定
取り組んだこと(フェーズ2)【2ヵ月】
- ディスカッションを継続し、採用したい人材の要件定義、ペルソナ設定を行う事で求人票を作成(ペルソナ:採用したい理想の人物像を仮で設定する事)
- スカウティング条件の設定やスカウティング文面を工夫して作成
- ハイクラス転職サイトを活用し、コンサルタントにて求人要件と合致する方へのスカウティングを開始
- コンサルタントにて求職者の方々と一次面談を実施し、求人とのマッチ度と応募意向を確認
取り組んだこと(フェーズ3)【6ヵ月】
- 応募依頼があった求職者についてはコンサルタントにて推薦文を作成、T社への熱意などを添えてご推薦
- T社社長とコンサルタントにて各求職者についての意見交換を重ね、書類選考の通過者を決定
- 書類選考通過者に対し、T社にて複数回のご面接を行い人材要件にマッチした方に2名を選定
- T社社長、役員、コンサルタントにて最終選考を行いご年収など採用条件を決定、内定の通知を出す
- コンサルタントにて内定者より内定承諾の意向を確認し、入社フォロー及び入社後のフォローアップを行う
コメント
お客様より
当社の事を良く調べていただき、経営課題のディスカッションにより課題が明確化できた。また採用スケジュールやどのような方が本ポジションにマッチするかなど細かにアドバイスしてもらえた事、推薦していただいた求職者の方々も希望の要件にマッチした方であり、選考がスムーズに進み内定から引継ぎまで円滑に進める事ができたので大変ありがたかった。業務内容についても棚卸をしてもらった事で整理でき、社内体制の再構築に役立てる事ができた。
内定者より
事前に企業の詳細な情報や本ポジションのミッションなどを詳細に教えてもらえた事で入社後のイメージが湧き、また自分のスキルが活かせる企業であると判断する事ができた。条件交渉など細かな事にも間に入っていただけたことで納得のいく転職活動をする事ができた。入社後もイメージ通りの企業であり、社長含め役員と密に連携を取りながら後任の育成含め業務を行っている。
コンサルタントより
採用活動にコンサルタントが入ることによる効果として下記4点が挙げられます。人材採用でお悩みの方はぜひご相談ください。
- 選考フェーズに合わせて企業様や求職者と密にコミュニケーションを取る事で情報をブラッシュアップ
- コンサルタントが両者間に入り疑問点や伝達事項などに早期対応する事でスピーディーな意思決定を促す
- 候補者の立場に立ち、希望条件の交渉や質問事項への対応など密なコンタクトによる意向醸成
- 面接実施後のフィードバック等をスピーディーに両者から回収し、連携する事でミスマッチを防止